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トレッキンポールの選び方とおすすめ人気ランキング10選【登山の負担を軽減して怪我も予防】

enyライター17

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登山で使う人も増えてきたトレッキングポール。正しい使い方をすれば足腰の負担を軽減しバランスよく歩くことができます。コンパクトに収納可能な折りたたみ式や、軽量なカーボン素材を使用したタイプなど、種類も様々です。

メーカーでは、日本人の体格を考えたシナノ、クライマーから支持を得ているBlack Diamondなどがあり、国内外のアウトドア用品メーカーから販売されています。マストではないけどベターな存在のトレッキングポール、どういったケースで役立つか見ていきましょう。

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トレッキングポールとは

出典:amazon.co.jp

急峻な登山道から平坦なトレイルまで、 アウトドアでの歩行をアシストしてくれるのがトレッキングポールです。登山では自分の体重以外に、荷物の重量まで足腰に負担がかかってきます。トレッキングポールは上半身の力も使うため、足腰に集中する負荷を分散することができます。

また、山道での路面は常に変化するため、足元は不安定です。転倒すると大怪我につながることもあり、バランスを崩さないよう歩くことが大切。怪我を予防する道具としても、トレッキングポールは有効な道具となるでしょう。

トレッキングポールの使い方

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地面と直接触れている部分は足だけですが、足首、膝、腰にかかった重さを持ち上げなければ前には進めません。荷物が重く、勾配が急なら更に負担がかかります。特に筋力の少ない人には、蓄積した負荷が怪我の原因にもなります。

トレッキングポールは、いわば4足歩行をするための道具です。足よりも先にトレッキングポールで地面を突くことで、腕の力も推進力として利用することができます。全身の力を使うことができるので、足腰にかかる負担を軽減することができます。

また、トレッキングポールはバランスを取る道具としても役立ちます。ポールを地面に着くと、両足以外にもバランスをとるポイントができ、特に疲労が溜まって足腰に力が入りづらい時や、スピードが出やすく転倒しやすい下り路面では有効です。

トレッキングポールの選び方

トレッキンポールで最も大きな違いは、1本で使う場合と、2本ペアで使う場合です。自分の体力と相談しながら決めるとよいでしょう。まずは1本か2本、どちらのタイプで使用するかを決めて、他の条件を絞っていくと分かりやすくなります。

また、トレッキングポールは正しい長さで使用することが重要。長さを調節する機能は使いやすさを左右する重要なポイントでもあります。優れた機能は価格にも反映されますが、使う場所によってはそれだけの価値があります。ストレスなくトレッキングポールを使うためにも、機能面による違いを理解しておきましょう。

グリップのタイプで選ぶ

トレッキングポールには「足腰の負担を軽減する」「バランスをとる」と、主に2点の効果が挙げられますが、この違いを分けているのがグリップの形状です。言い換えればグリップの形状で、どちらのタイプのトレッキングポールか判断できます。

また、トレッキングポールには長さを調節する機能が不可欠ですが、そういった機能にも様々なタイプがあります。機能性は価格にも反映されますが、ある程度の予算を掛けた方が良い場合もあります。使う場所を想定して選ぶことがポイントです。

足腰の負担軽減にはIタイプ

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グリップの形状がストレートになっているのがIタイプです。基本的に両手用のトレッキングポールで、2本セットで販売されています。足よりもトレッキングポールを先行させるようにして使いますが、腕の力を積極的に使うことで上半身の力を使うことができます。

ただし、登り下りの周期が短い時は、その都度トレッキングポールの長さを調節することになります。また、歩くことすら困難な岩場では使うことができず、却って余計な荷物になることもあります。こうした状況を想定することも忘れないようにしましょう。

登山のような山道を歩く場合、街で歩くよりも足腰かかる負荷は大きくなります。負荷をかけ続けると怪我の原因にもなりますが、特に膝や足首など関節の怪我は重症になりがちです。怪我予防という意味では、体力に自信が無い人にもおすすめのタイプです。

バランス重視にはTタイプ

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グリップがゴルフのパターようなTの字になっているトレッキングポールがTタイプです。Iタイプとは違って1本で使うため、1本単位で販売されています。手の長さがそのまま伸びたような感覚で、Iタイプよりも体に近い位置で使うことが多ため、普段歩くような感覚に近いと言えます。

Tタイプは変化の少ない路面向きで、Iタイプほど上半身の力は使いません。足腰が基本であることに変わりはないですが、その分腕は疲れにくくなります。実際、2本のトレッキングポールを使って歩くということは、慣れない人には難しいもの。買ったはいいけど合わなかったということも考えられます。

Tタイプは1本で使える気軽さがメリット。トレッキングポールを試してみたい初心者の他、山頂を目指さないハイキングや、体力を消耗しないようにゆっくり慎重に歩く人にもおすすめです。

長さの調節機能で選ぶ

トレッキングポールは正しい長さで使うことが大切です。使う人の身長や腕の長さ、起伏の変化に合わせて長さを調節しますが、ここで手間取ると使うのが面倒になることも。特に起伏の変化が多ければ、それだけ長さを調節する手間が増えることになります。素早く調節できればそれに越したことはありません。

優れた調節機能を持つトレッキンポールは高価ですが、使いやすさを優先したい人には価格なりの価値があります。反対に、ゆとりを持って行動する人なら、安価なタイプでも充分。長さの調節機能は、自分の性格も踏まえつつ、使う場所を考えて選ぶと良いでしょう。

安価なスクリューロック式

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スクリューロック式は、トレッキングポールを捻るようにして引き出すことで長さを調節、反対側に回すことで固定できるという仕組みです。トレッキングポールの長さ調節機能では最も安価で、且つ、広く普及している方式です。

頻繁に長さを変える必要がない、なだらかな山道なら十分使えるタイプです。ただし、回す力や方向を間違えたまま扱うと壊れる可能性もあり、そうしたトラブルも報告されています。正しい使い方ができるよう、ある程度コツを掴んでおくことがポイントです。

使いやすいレバーロック式

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レバーロック式は、レバーを開放することで長さを調節、再びレバーを戻せば固定できるタイプです。ワンタッチで長さが調節できるため非常に使いやすく、トレッキングポールに馴染みがない人にも視覚的に分かりやすい構造です。

スクリューロック式に比べると長さの調節が非常に楽ですが、その分値段も高くなります。値段重視の人は手が出づらくなりますが、それだけの価値はあります。起伏の多い登山など、頻繁に長さ調節が必要な状況下では特に有効なタイプです。

その他のロック方式

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一般的ではありませんが、他にも違った長さ調節機能を持つタイプがあります。代表的なタイプがラチェット式で、ボタンロック式とも呼ばれています。ポールを引き出して長さを調節、固定用の穴にボタンが嵌ればOK。ワンタッチで長さ調節が可能です。

ただし、穴の位置でしか位置で固定できない点には注意が必要です。その他、トレッキンポールの中には、ボタンロックとレバーロックと、2つのロック方式を備えたタイプもあります。両方の良い点を採用したハイブリッドとして注目のタイプです。

収納力で選ぶ

使う時は1m前後の長さですが、使わない時は半分以下に収納できます。車で移動するなら問題ありませんが、バスや電車の場合は周辺にぶつかる危険性も考える必要があります。収納力は目的地までの移動手段を参考に選ぶとよいでしょう。

テレスコーピング式

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テレスコープ、つまり望遠鏡のように伸縮するトレッキングポールです。トレッキンポールは概ね3つ前後のポールで構成されていますが、太いポールの中に細いポールを収納することでコンパクトさを保っています。

現在市販されているトレッキンポールは、ほとんどがこのタイプです。種類やメーカーも豊富、最初の1本(または2本)はこのタイプから選ぶのがおすすめです。

折りたたみ式

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トレッキンポールに分割機構がついており、使わないときは折りたたんで収納できるタイプです。通常は3分割になり、折りたたみというより分割式という方がイメージに近いでしょう。ポール同士はロープで連結されているため、紛失する心配はありません。

収納時にコンパクトになるものが多く、容量にもよりますが、ザックの中に入れることも可能。電車やバスなどの公共交通機関を利用して移動する場合に便利です。尚、折りたたみ式は服のようにサイズがあります。長さを調節できる範囲が狭いので、サイズを間違えないよう注意が必要です。

メーカーで選ぶ

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日本人のためのブランド・SHINANO

社名の通り、長野県に本社を構える日本のメーカーです。県内には日本を代表する山岳地帯・日本アルプスがあり、トレッキングポールのテストにはこれ以上ない環境。ここから生まれた製品は、日本の山を登るために作られたと言っても過言ではありません。

日本製にこだわり、品質はもちろん、日本人の体格に合わせて作られていることもポイント。標準的な日本人体型、または小柄な人にも使いやすいトレッキンポールと言えます。

ポール専門の海外ブランド・LEKI

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ドイツで誕生したLEKIは、スキーやノルディックウォーキングで使われるポール専門のメーカー。プロのアスリートからアマチュア愛好家まで、多くの利用者から支持されています。

信頼できるポールメーカーとして、ヨーロッパだけでなく世界でも高いシェアを誇っています。LEKIなら間違いのないメーカーと言えるでしょう。

クライマー御用達のブランド・Black Diamond

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もともとクライミング用品の製造からスタートしたBlack Diamond。危険度の高いアウトドアスポーツでは、使う道具の信頼性がとても重要。一歩間違えれば命を落としてしまうクライミングですが、Black Diamondには命を預ける道具を作ってきた実績があります。

過酷な環境でも使えるタフな道具として、ロングトレイルや縦走など、アクティブなアウトドアファンにおすすめのメーカーです。

トレッキングポールのおすすめ人気ランキング10選

シンプルながら様々な種類のあるトレッキングポール。1つのタイプでも機能や価格に大きく差があります。機能性をとるか予算を重視するか、ここだけは外せないという基準を決めておくと、適したトレッキングポールが選びやすくなります。

1位 DABADA トレッキングポール 2本セット

詳細情報
最短サイズ:56.5cm
最長サイズ:120cm
重量:約220g/1本
ロック方式:スクリューロック
本体素材:アルミ合金

リーズナブルながら品質保証つき

格安ながらSGマークつきのトレッキングポールです。SGマークとは、消費者が使う製品の安全性を示す、いわば品質保証のマーク。安いのに越したことはないが、安心して使えるものが良い、そんな人におすすめです。

2位 PYKES PEAK トレッキングポール 伸縮式

詳細情報
最短サイズ:59cm
最長サイズ:120cm
重量:約200g/1本
ロック方式:スクリューロック
本体素材:アルミ合金

初めてのトレッキングポールに

2本で3000円以下と格安ですが、基本はしっかり押さえてあり価格以上に使えるトレッキングポールです。先端の交換用キャップもついているので、普段のウォーキングにも使えるのでお得感があります。ただし短めの作りなので、大柄な人は注意しましょう。

3位 Black Diamond トレイル

詳細情報
収納サイズ:64cm
最長サイズ:140
重量:約486g/2本
ロック方式:フリックロック2
本体素材:アルミ合金

タフに使える定番トレッキングポール

Black Diamondのトレッキングポールです。実売価格1万円以下ながらレバーロックを備え、トレッキングポールの中でも定番品として人気です。海外メーカーらしく最長140cmまでと、大柄な人にも対応できるサイズも嬉しいところ。

4位 BUNDOK トレッキング ポール システム3 BD-450

詳細情報
最短サイズ:63cm
最長サイズ:120cm
重量:約350g/1本
ロック方式:スクリューロック
本体素材:アルミ合金

Tタイプ

こちらはTタイプのトレッキングポールですが、1本で1500円とこれまた格安。2本は面倒でも、1本だけならトレッキングポールを試してみたい、そんな人におすすめです。特に膝や腰を痛めた経験がある人は、今は大丈夫でも1本あると安心です。

5位 PYKES PEAK トレッキングポール 折りたたみ式

詳細情報
最短サイズ:35cm
最長サイズ:120cm
重量:約260g/1本
本体素材:アルミ合金

電車やバス移動派におすすめ

2本で3000円以下のトレッキングポールを紹介しましたが、こちらはその折りたたみバージョン。荷物の量にもよりますが、概ね20ℓ程のバックパックにも収納できるくらいコンパクトになります。山登りやトレッキングはバスや電車で行くという人におすすめです。

6位 LEKI ULイーグル

詳細情報
最短サイズ:58cm
最長サイズ:125cm
重量:約460g/2本
ロック方式:スーパーロック
本体素材:アルミ合金

基本のトレッキングポール

世界中で使用されているポール専門メーカー、LEKIの中で最もベーシックなトレッキングポールです。LEKIのポールはスキーやノルディックウォーキングでも多く使用されています。冬はスキー、夏はトレッキングと、年中マウンテンスポーツを楽しむ人におすすめです。

7位 LEKI SPD2 ULマイクロ

詳細情報
最短サイズ:58cm
最長サイズ:111cm
重量:約245g/本
ロック方式:スピードロック
本体素材:アルミ合金

多機能型Tタイプ

握りやすさを考えられたグリップ形状、ショックを吸収するダイナミック・サスペンション搭載、長さ調節が簡単なスピードロック(レバーロック)と、多機能型のTタイプトレッキングポールです。価格も高めですが、機能性を重視する人におすすめです。

8位 シナノ トレッキングポール LT18

詳細情報
最短サイズ:61cm
最長サイズ:130cm
重量:約280g/本
ロック方式:スクリューロック
本体素材:アルミ合金

コスパに優れたトレッキングポール

日本のメーカー、シナノが作るトレッキングポールです。アウトドアギアメーカーが作るトレッキングポールとしてはリーズナブルですが、安心して使える品質でコストパフォーマンスに優れています。こちらはコストを抑えるための海外生産となっています。

9位 シナノ トレッキングポール Fast-130

詳細情報
最短サイズ:63cm
最長サイズ:130cm
重量:約225g/本
ロック方式:レバーロック
本体素材:超軽量アルミ・カーボンファイバー

日本製の高品質トレッキングポール

シナノのハイエンドモデルのトレッキングポールです。使い勝手の良いレバーロック、超軽量アルミとカーボン繊維の異なる素材を組み合わせなるど、高品質でMade in Japanにこだわりを持つメーカーらしい仕上がり。道具にこだわる人におすすめです。

10位 Black Diamond ディスタンス カーボン FLZ (105-125cm)

詳細情報
収納サイズ:37cm
最長サイズ:125
重量:約360g/2本
ロック方式:フリックロック2
本体素材:カーボンファイバー

携行性と信頼性に優れたトレッキングポール

折りたたみ式で全てのポールにカーボン繊維を使用するなど、軽量で携行性に優れたトレッキングポールです。劣化しやすい分割部分が強化されるなど、クライマー御用達らしく信頼性の高い作りとなっています。3サイズの展開で、適正なサイズを選ぶことがポイントです。

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まとめ

近年、シニア層や女性を中心に続く登山ブームですが、登山中の怪我や遭難のニュースもよく聞くようになりました。怪我や遭難しないための対策はいくつかありますが、できるだけ疲労を抑えることもその一つ。疲労が蓄積すると思うように体が動かなくなり、怪我にもつながります。

また、歩くだけでも大変なアウトドアフィールドでは、不意を突かれるような状況も多々あります。転ばぬ先の杖として、バランスをとりながら慎重に歩くための道具としても、トレッキングポールを使ってみてはいかがでしょうか。

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enyライター17