「草刈りをしたいけど範囲が広く手動のものでは重労働だな・・・」そのような場合に活躍するのが、自走式草刈機です。車輪が付いており自動で前進してくれるため体への負担が少なく、楽に草を刈ることができます。
信頼のおけるメーカーである「共立」や「ホンダ」「ヤンマー」、また「丸山製作所」等をはじめとする様々なメーカーが提供しています。本記事では、自走式草刈機についての概要や選び方、おすすめの商品などをご紹介していきます。
自動で動く草刈機で快適に草刈りをしたい、と考えている方は是非参考にしてみてください。
目次この記事でおすすめする商品
自走式草刈機の用途
自走式草刈機とは、手動で動かす草刈機と異なり車輪等が付いた自動で前進する草刈機を指します。自動で動いてくれるので腕への負担も少なく楽に草を刈ることができ、広範囲に渡って長時間刈らなければならない時などに役立ちます。
ただ、負担はないとはいえ振動は大型であればあるほど相応のものとなっています。また、万が一事故を起こしてしまった時のリスクも、手動のものと比べ大きくなっているため、使用時には細心の注意を払いましょう。
また、後に詳しく説明しますが自走式草刈機は数種類に分かれており、刈り方や刈る場所によって適したものがあります。自走式草刈機を購入する時には、自分がどの場所をどのように刈りたいのかということを先に考えておくとスムーズに購入できますよ。
範囲が狭いのであれば手動の方が良い
出典:yahoo.co.jp
草を刈るのに時間が掛かりそうな広範囲の場合には自走式草刈機は非常に便利です。しかし、自走式草刈機は重量もあり、刈る前の準備が手動タイプより大変です。
そのため、すぐに刈り終えてしまう程度のスペースであれば、手動の草刈機を使用しましょう。
自走式草刈機の選び方
では次に、自走式草刈機の選び方について詳しく見ていきます。ここからは、どのようなポイントで選ぶといいのかご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
自走式草刈機の種類で選ぶ
まずは冒頭で述べたように、自走式草刈機の種類を把握しておく必要があります。それぞれの種類によって刈り方や特徴が異なるため、草の種類や整備後のイメージなどで選ぶとよいでしょう。
では、自走式草刈機の種類である「ハンマーナイフモア」「ロータリーモア」「スパイダーモア」の3種類について見ていきます。
刈り終えた草の処理が楽な「ハンマーナイフモア」
出典:yahoo.co.jp
ハンマーナイフモアという種類は、刃がついたローラーが縦回転することによって草を刈っていくタイプです。縦回転が草を粉々にするため後片付けの手間も省けます。
また、ローラーの幅によって刈幅も決まるため、一目見ただけでどの程度の刈幅なのかがすぐに把握できます。このスペースで使えるかどうかの確認がしやすいということですね。
ただし、ローラーが付いている分重量がかさんでしまうという弱点もあります。100kg~200kgのものがほとんどであり、一人で運搬するのはかなりの重労働です。
刃の回転により刈る一般的な「ロータリーモア」
出典:yahoo.co.jp
こちらは一般的な手動式草刈機と同様に、刃が横回転して草を刈っていくタイプです。一般的な自走式草刈機は多くがこのタイプであり、万人に利用されている安定した種類と考えて良いでしょう。
ロータリーモアの場合、先ほどのハンマーナイフモアよりもサイズが小さいものが多く、その軽量化によって一人でも運搬が可能となっています。もちろん種類によっては重量があるものもありますが、小型のものも選べるという選択ができるのは嬉しいですね。
また、ハンマーナイフモアの場合ローラーが付いている分刃の交換が大変なのですが、ロータリーモアは通常の刃と変わらないため比較的簡単に交換できます。こういった小さな魅力がたくさんあるのがロータリーモアです。
通常の草刈機では届かない範囲も刈れる「スパイダーモア」
出典:yahoo.co.jp
これまで紹介した2つのタイプの場合、主に草を刈ることができるのは平面になっているスペースに限られます。斜面で利用するには危険が伴いますし、構造的にも効率的な作業をすることはできません。
そこで、角度があるスペースでも草を刈れるものがこちらのスパイダーモアです。タイヤにもスパイクが付いているなど斜面を走行するのに適した構造となっており、それぞれの草刈機に最大対応斜面角度が定まっているため、予め角度を調べておけば大きな事故に繋がることもないでしょう。
私有地である山の整備や、少し傾斜があるスペースの草を刈りたい場合には、スパイダーモアの自走式草刈機を選ぶことをおすすめします。
体に負担の掛かりにくいものを選ぶ
出典:yahoo.co.jp
手動式草刈機のように手で持ちながら作業する必要がないため体への負担は比較的軽減されていますが、冒頭で述べたように振動は大きくなっています。電動式のものであれば多少和らぐのですが、エンジン式である場合、振動によって腕への負担が掛かってしまうでしょう。
また、初めて利用するといった方などは、振動が原因となってなかなか作業がはかどらなかったり、最悪事故に繋がってしまうことも考えられます。安全性という面から見ると、振動はできるだけ抑えられた方がいいですよね。
振動対策のグローブなども販売されていますが、できるだけ振動が少ないものが良いということであれば低振動構造になっているものや、電動式の草刈機を選ぶことをおすすめします。
自走式草刈機のおすすめ人気ランキング7選
では次に、実際に定評のある人気の自走式草刈機にはどのようなものがあるのかについて見てみましょう。タイプも3種類のタイプをそれぞれご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
1位 共立 斜面草刈機 AZ852F スパイダーモア
重量:49.5kg
動力:エンジン式
高いトルクを維持するH4エンジン搭載でサクサク刈れる
こちらは開発会社独自のH4エンジンという新型エンジンを搭載したモデル。低エミッション・高トルクという2つのメリットがあり、雑草などが密集している場所でもサクサク草を刈っていくことができます。
また本体も軽量化されているため重量もそこまで重くなく、運搬にもそれほど大きな手間は掛かりません。
車輪に付いたスパイクも特殊な構造をしており、ピッタリ4輪とも地面を噛みしめるようになっています。スパイダーモアは傾斜面での草刈りに特化したものですが、より安心して作業に取り組むことができますね。
2位 アテックス 自走式草刈機 RX-651A
重量:200kg
動力:エンジン式
刈高が5段階調整!状況に合わせて臨機応変に対応できる
180mm幅のクローラーで、傾斜や湿田も安定した草刈りが可能です。刈る高さは地面の凹凸に追従する位置と5段階の位置から選択できます。
低重心で安全、安心走行なうえ、8馬力エンジンで作業効率も抜群に良いです。
3位 草刈機 オーレック スパイダーモア SP852F
重量:49.5kg
動力:エンジン式
操作性が高いと評判の自走式草刈機!
通常こういった機械類というのは機能が多ければ多い程操作が難しくなってきます。しかし、こちらのオーレックスパイダーモアは機能毎にレバー等が独立しており、一度使えばすぐにな慣れることができます。
刈高やハンドルなども調節範囲が広く、操作性に関しては使用者からも高い評価を得ているため、「わかりやすく操作しやすいモデル」が欲しい方にはピッタリでしょう。刈った後の仕上がりも綺麗にできたという口コミもあり、購入に失敗することがない自走式草刈機とも言えます。
4位 ホンダ 歩行型草刈機 UM2460K1(J)
重量:69kg
動力:エンジン式
粘り強いトルクを生み出すOHVエンジン搭載!ハードな作業も楽々こなす
アメ車などに搭載されているOHVエンジンを搭載したこちらの草刈機は、一定のトルクを保つことに優れています。大きなパワーを生みだすわけではありませんが、エンジン高を抑え安定したトルクを維持したまま作業できるため、草刈機に向いているエンジンだと言えますね。
また、KYBが開発した油圧式無段変速機(HVFD-42F)を利用しているため、手動で直接変速を行うよりも楽に変速することができます。作業中の変速も可能で操作に必要な手間が約10分の1と軽減しますよ。
5位 丸山製作所 自走式草刈機 MF-651-1 ハンマーナイフモア
重量:200kg
動力:エンジン式
180mm幅の幅広クローラーで安定した走行が可能
こちらはハンマーナイフモアの自走式草刈機となっており、180mmという幅広のクローラーによって安定した走行をみせます。安定感があるということは事故が起きる可能性も低くなるということであるため、安全性も高いということですね。
また、クローラーの重心が低く安定していることから、ハンマーナイフモアではありますが、傾斜面での利用も可能となっています。湿った土地や木の枝などが邪魔な山中などにも強いため、より多様なスペースで活躍するオールマイティな自走式草刈機と言えるでしょう。
ただし、やはりローラーやクローラーが付いていることによって重量がかさみ、こちらの商品は約200kgとなっています。運搬の際にはフォークリフトなどが必須となっているため、注意が必要です。
6位 共立 自走雑草刈機 ハンマーナイフローター HRC804
重量:220kg
動力:エンジン式
作業者の体格に合わせて調節可能な構造の草刈機
こちらは走行速度やハンドルの調整がより幅広くなっているタイプであり、基本的にどのような体格にも合わせることができます。無理に屈んだり、厳しい姿勢を保つ必要がないため使用者の疲労軽減にも繋がっています。
また、クローラー部分のアイドラーホイールが2つになっており、クローラー自体の安定性が高まっています。エンジンから送られるパワーも余すところなく伝えることができるため、より効率的に草を刈っていくことができるでしょう。
ただし、刃の数が多いことや複雑な構造になっていることから、維持費用やメンテナンスの手間暇が比較的大きくなってしまいます。
7位 ドリームリンク グリーンマスター 自走式草刈機 6馬力
動力:エンジン式
特注の刃で小石なども気にならない!収納にも便利なコンパクトタイプ
こちらは提供会社が特注している特別な刃を搭載しており、多少の小石などでは刃こぼれなどをすることがありません。丈夫であるためメンテナンス費用なども抑えることができ、刃の交換回数も比較的少なく済むでしょう。
また、ボディもアルミとマグネシウムによって作られたダイキャストという素材で出来ているため非常に硬く丈夫になっています。通常草刈をする時には跳ね返りの石などが多く、ボディが弱いとすぐに穴が開いてしまうことも。その点こちらの草刈機は、小石などが激しく当たっても、穴が開くことはありません。
さらに、EUやドイツの安全規格証明マークであるCEやGEが付いているため、安全性に関してもなんら問題がありません。ロータリーモアでありそれほどサイズも大きくないことから、ご家庭の庭でも活躍するでしょう。
共立 斜面草刈機 スパイダーモア A…… 円 アテックス 自走式草刈機 RX-651A 円 草刈機 オーレック スパイダーモア…… 円 ホンダ 歩行型草刈機 UM2460K1(J) 円 丸山製作所 自走式草刈機 ハンマー…… 円 共立 自走雑草刈機 ハンマーナイフ…… 円 ドリームリンク グリーンマスター …… 円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く // 各サイトへのリンクを生成するコードはここに続く
刈るスペースの地形を確認
出典:yahoo.co.jp
先述した通り、自走式草刈機というのは比較的大型でありパワーもある機械であることから、事故を起こした時の損害が比例して大きくなってしまいます。
特に、草刈機もろとも転んでしまうという場合などは非常に危険であり、これまでも前例があるため注意したいところ。例えば、後ろの傾斜に気付かず後ろに進んだところそのまま転んでしまい、草刈機と共に倒れてしまったという事故がありました。
転落などが起きてしまうと、草刈機がどのように人体へ接触するかがわからず、命を落としてしまう可能性もありますよね。広範囲であればあるほどしっかりと地形を把握しておき、また操作中も常に周りに注意を払うようにしましょう。
まとめ
本記事では、自走式草刈機について概要からおすすめ商品までご紹介してきました。専門的な説明などはありませんが、あくまで自走式草刈機とは何か、どのような選び方が好ましいのか、ということについて触れてきたため、初心の方でもイメージできたのではないでしょうか。
自走式草刈機は非常に便利である反面、リスクも高くなっています。自分に合った選び方で選べたのであれば、利用時には細心の注意を払い、事故を起こさないように利用していきましょう。
また、冒頭でも述べましたが場所によっては手動のものが適している場合もありますので自走式草刈機について検討中の方は、合わせて「手動式草刈機」についての記事も参照してみてください!