アクアリウムや鑑賞用熱帯魚の水槽などに空気を送るためのエアーポンプ。24時間365日稼働するため、静音性や吐出量などが重要になります。ニッソーやジェックスなどのメーカーや、水作の水心という商品が有名ですが、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エアーポンプの種類や選び方、小型~大型水槽におすすめの人気商品10選をご紹介します。エアーポンプとエアーフィルターの違いや屋外用についても解説しますので、アクアリウム初心者の方も是非参考にしてくださいね。
目次この記事でおすすめする商品
エアーポンプの用途
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エアーポンプは水槽内に空気を送り込むための装置です。
主に水槽内に酸素を送り込むことと、水流を作ることで水が腐敗するのを防ぐ効果があります。
水の中の空気が無くなれば魚やエビが死んでしまうため、飼育するとなればエアーポンプは必ず必要になります。
エアーポンプとエアフィルターの違いは?
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エアーポンプとエアフィルターは似ているけど、どう違うのかわからないと思っている人も多いのではないでしょうか。
エアーポンプは水槽内に空気を送ることを目的としていますが、エアフィルターは水をろ過して綺麗にする役割があります。
エアーポンプは水流を作ることで、水が腐敗するのを防ぐと冒頭で説明しましたが、
エアーポンプのみでは、ろ過している訳ではないので、水がクリーンな状態になることはありません。
そのため、エアポンプと共にフィルターを併用する場合が多いです。
エアーポンプの選び方
ここからはエアーポンプの選び方を詳しく説明していきます。主に確認すべきは、吐出量や静寂性なので、しっかりと確認しておきましょう。
吐出量で選ぶ
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エアーポンプから出る風量のことを吐出量と呼びます。
水槽が大きい場合は、吐出量も多くないと酸素不足となってしまいます。
1分間に何リットル空気を送ることができるかで
表記されることが多く、例えば1分間で40L送ることができるものは「40L/min」などと表記されます。
合わせて適合水槽サイズが記載されていることもあるので、どれくらいの水槽に使用するのかを考えて、適した吐出量の商品を選びましょう。
作動音の静かなもの選ぶ
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エアーポンプは基本的に24時間365日、水槽の中に生き物が生息している間止めることはありません。
ずっと動作が止まらないと言うことは、音も非常に重要となります。
中には音が原因で魚の飼育から遠ざかる人もいるくらいなので、口コミなどをチェックし、なるべく静寂性が高いものを選ぶのがポイントです。
複数の水槽に空気を入れるならブロワー
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エアーポンプとブロワーは、どちらも同じく水槽に空気を送り込むための道具ですが、エアーポンプは吐出量が少なく比較的小型、ブロワーは吐出量が多く複数口がある・比較的大型として認識されている場合も多いです。
そのため、水槽が1つだけであれば、1つの水槽につき1つのエアーポンプで良いですが、複数の水槽に空気を送りたい場合はブロワーがおすすめです。
ブロワーは吐出圧が高いため、分岐菅とエアーホースさえあれば複数の水槽へ十分に空気を送ることができます。1つの水槽に1つのエアーポンプを設置するよりもシンプルにまとめられ、コストを抑えることも可能です。
屋外の水槽には屋外用ポンプ
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屋外にエアーポンプを設置する場合は、屋外用のものを使用するのが一般的です。普通のエアーポンプは電化製品なので、雨の影響を受ける屋外使用には向いていないためです。
普通のエアーポンプを外で使いたい場合は、雨に濡れないところに設置してホースだけを水槽に伸ばしたり、水濡れ防止の対策をする必要があります。
エアーポンプのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、エアーポンプのおすすめ人気商品10選をご紹介します。購入の際は吐出量や水槽のサイズを確認してくださいね。
1位 水作 水心 SSPP-3S
最大吐出量:2,500cc/分
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人気が高い定番モデル
作動音の小ささに定評があり、多くの人がこの商品をメインポンプとして使用しています。
静かなエアーポンプはパワー不足が気になることが多いのですが、水心は最大吐出量2,500ccと、静かでありながらパワフル。人気の高さも頷ける、間違いのない商品でしょう。
2位 ニチドウ スーパーノンノイズ W-1000
排出口2つのハイパワーモデル
排出口が2つあるので、1台で複数の水槽に空気を送ることが可能です。
パワーがあるので、静寂性は水心などと比べて多少劣りますが、複数のエアーポンプを1台にまとめたい方におすすめです。
3位 ニッソー エアーポンプ サイレント β-30
最大吐出量:50Hz・・・1.7L/分
静寂性、コスパ◎
1000円以下で購入出来るリーズナブルなエアーポンプです。吐出量は1分で1.7Lとそこまで多くないので、30cm以下の小さめの水槽をお持ちの方におすすめです。
静寂性は高いですが、振動が多少あるので下にゴムマットを敷くとさらに快適に使用できるでしょう。
4位 ジェックス e~AIR 2000SB
最大吐出量:0.5~1.5リットル/分
120cmまで対応でこの価格!
比較的大きめの水槽対応でありながら、この安さで人気があります。
パワーが強いので、30cm以下の水槽に使用すると、空気調整をしてもパワーが有り余ってしまうことも。
60~120cmほどの水槽への使用を考えている方には、非常にコスパが高くおすすめです。
5位 ニッソー 乾電池式エアーポンプ α-B2
持ち運びや緊急時に活躍
普段使いとしてではなく、停電などの緊急時にあると助かる簡易的なエアーポンプです。水槽の移し替えや、移動時などにも手軽に使用出来るため、控えとして所有している方も多くいます。
電池式のエアーポンプとしてはもっとも静寂性が高く、本体に水の侵入を防ぐ防滴タイプです。
6位 寿工芸 サイレントエア
最大吐出量:2.0L/分
水槽サイズが合えばお得!
静かでパワフルなので、これ1つをメインのポンプとして使用できます。この価格でありながら必要なポイントを抑えているコスパに優れた商品です。
注意したいポイントはエアー調整が出来ないため、水槽のサイズを選びます。30~60cmの水槽を使用している方におすすめです。
7位 ジェックス シオン W80
最大吐出量:約2.0L/分
毎分2Lが2口
大容量タイプのエアーポンプですが、大きすぎないサイズで使いやすいです。
ハイパワーにも関わらず静かで、屋内でも問題なく使用することが可能です。複数の水槽で使用する場合や、稚魚が増える季節に活躍します。
8位 キョーリン ハイブロー C-8000
最大吐出量:8000cc/分
大容量で動作音ほぼ無し
毎分8Lの吐出量があり大容量の決定版ブロワーです。驚くべきはこれだけの容量がありながら、「水心」や「スーパーノインズ」などの
小型エアーポンプより静寂性が高いことにあります。
動作に伴う振動はありますが、底面のゴムは伸縮性が高くよく衝撃を吸収してくれます。90~180Lほどの水槽にオススメです。
9位 安永 AP-40P
浄化槽用ながらアクアリウムにも◎
本来汚れた水を綺麗に浄化する目的のブロワーですが、熱帯魚などのアクアリウムにも問題なく使用することができます。
ノーメンテナンスでも長持ちする上、静寂性が高く、複数の水槽に使用可能なのが人気のポイントです。
10位 ゼンスイ 観賞魚用 エアーポンプ
屋外向きのハイパワー
大容量でありながら、シンプルな構造で価格もブロワーの中では比較的安いのが魅力です。多少動作音があるため、広い庭など屋外で使用したい場合におすすめです。
水作 水心 SSPP-3S
1,607円
ニチドウ スーパーノンノイズ W-1000
2,267円
ニッソー エアーポンプ サイレント……
717円
ジェックス e~AIR 2000SB
690円
ニッソー 乾電池式エアーポンプ α-B2
1,000円
寿工芸 サイレントエア
720円
ジェックス シオン W80
2,690円
キョーリン ハイブロー C-8000
6,837円
安永 AP-40P
9,180円
ゼンスイ 観賞魚用エアーポンプ
9,499円
おすすめの商品一覧
製品
最安値
評価
リンク
4.64
3.94
4.08
4.24
4.27
4.06
3.7
4.64
4.7
2.85
まとめ
エアーポンプには様々な種類や、メーカーごとの特徴があります。
水槽の大きさによって吐出量を選ぶ必要もありますので、まずは自分が頻繁に使用する水槽のサイズなどを把握してからよく見て選んでみましょう。
この記事を参考に使用用途に適したエアーポンプを見つけ、アクアリウムの世界を楽しんでくださいね。