入線液のおすすめ人気ランキング9選【ケーブル入線の潤滑剤】

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趣味はPCパーツ探しと改造。ゲーミングチェアの上で猫と毎日椅子取りゲームを行う。

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入線液とは、電線・ケーブルの被覆表面に塗布することで滑りをよくする電設資材です。入線用潤滑剤や通線用オイルとも呼ばれ、塗っていない場合に比べて電線管へケーブルをスムーズに通せるため、入線作業をこなす電気工事士の仕事に欠かせません。

入線液は3Mやマーベル、ジェフコムから製品が販売されていて、容器の形状・主成分・液の粘度など商品ごとの違いが見られます。作業現場が個人宅であれば液だれ厳禁、金属電線管なら防錆といったように、さまざまな視点から製品仕様を選ばなくてはいけないこともあるでしょう。入線作業で使いやすい製品はどれなのか、選ぶための基準をご紹介します。

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入線液の使い方

出典:amazon.co.jp

入線液はケーブルなどの被覆された導線に塗布し、配管・電線管の中をスムーズに通線させるために使われます。管の内径は導線よりもやや大きめですが、電線管は溝が入っていて導線が引っ掛かりやすく、古い管では内部にゴミや錆がついていて途中から押し込めないこともあるものです。入線液で表面のすべりを良くすることで、入線時の引っ掛かりを少なくできます。

入線液を使うときには水分が浸みこまない手袋とゴーグルをしましょう。液には人体によくない成分も含まれているため、素手では扱わないようにしてください。入線液をケーブル表面に塗布したら、布などを使って塗りムラが出ないように伸ばします。そのあとは配管内に通しますが、上手く通らなくなったら線を戻して再び塗りましょう。

なお、通線ワイヤーと組み合わせるとよりスムーズに通線作業ができます。先に通線ワイヤーを配管内に通しておき、入口側のリードと導線をつなげた状態で更に入線液を塗ります。あとは通線ワイヤーでするすると引き込むだけです。とくに曲がりの多い配管や、内部に汚れが見られる場合に役立つ方法です。

機械用潤滑剤では代用できない

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一般的な機械用潤滑剤でも入線液の代用になるのでは、と思っていませんか。どちらも潤滑剤というカテゴリーですが、成分や目的が異なるため代用はできません。

機械用潤滑剤の場合、塗布する対象は金属部品の接触面です。摩擦による損耗を防ぐために長期的な潤滑性が求められますし、塗布面を水分から守り、錆などの汚れに浸透して落とす目的も兼ねています。成分には潤滑性の高い油が使われることが多いのも特徴です。

入線作業で使われるのは、ビニル被覆されたケーブルとCD管・PF管です。金属電線管もありますが、樹脂素材がどこかに使われていることになります。そのため、高い浸透性は必要がなく、潤滑作用があれば十分です。成分としては石油由来のパラフィンが使われることもありますが、シリコン・高分子ポリマーなどの樹脂由来の方が多数を占めています。

入線液の選び方

入線液を選ぶポイントは4つです。まずは潤滑させる主成分はなにか、どのような塗布性能を持っているか、といった液自体の仕様を見ておきましょう。容器形状・機能面も重要です。

成分から選ぶ

入線液の成分では、シリコン系・水溶性ポリマー系・パラフィンワックス系の3種類が主に使われています。

潤滑剤として幅広く使われているシリコン系

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シリコン系素材は潤滑成分としてポピュラーで、一般的な潤滑剤にも使用されています。高温・低温のどちらにも強く、加工もしやすいのが特徴です。人体にほぼ無害なので使う上で安心できるでしょう。粘度が低い液状の製品ではシリコン系がよく使われていて、液ではなく粉状のスベリ粉として販売されている製品も見られます。

シリコン系の欠点は、塗布したい場所以外に垂れたときには拭き取りにくいことです。水拭きはもちろん、洗剤でも完全に除去できません。扱うときには手袋をして、必要以上に塗りすぎないようにしましょう。

粘度を変えられる水溶性ポリマー系

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高分子素材である水溶性ポリマーを水で溶かすことで、塗りやすく潤滑性をもった液体になります。水との比率によって、サラサラした液状から塗布面に載せやすいクリーム状まで粘度を変えられることが特徴です。使用感はシリコン系とあまり大きな違いがなく、人体にもほぼ無害です。

水溶性なので水拭きや水流で取れるのは大きなメリットです。個人宅での作業となるFTTH配線での作業に使いやすいのではないでしょうか。一般的な潤滑剤としては防水性の点から使いにくい水溶性ポリマー系ですが、水とは縁遠い電線管だからこそ活躍しています。

粘度の高いパラフィンワックス系

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石油から精製されたパラフィンワックスを用いた潤滑剤です。どろっとした粘性のある液状・ムース状で塗布する製品が多く見られ、油分を含むため高い潤滑性を持っています。周囲に垂れづらく、塗布面の伸びもよい成分です。

なお、パラフィンワックスはキャンドルの原料としても使用されているように、可燃性をもっています。入線作業や電線管内で火気があるケースは少ないものの、取り扱いには注意してください。シリコン系や水溶性ポリマー系とは違い、人体への毒性も指摘されています。

塗布性能から選ぶ

入線液の塗布性能は、潤滑剤の状態によって決まります。液状タイプ・泡タイプ・クリームタイプの3種類があり、中でも泡タイプが使いやすいと人気です。

布などで馴染ませる液状タイプ

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液状タイプは基本的に粘度が低めで、サラッとしているため塗ったところから伸ばしやすいのが特徴です。成分としてはシリコン系・水溶性ポリマー系が多く見られます。使用の際には塗布箇所に直接垂らすか、布・手袋にとって塗り込んでいきます。

欠点は周囲に垂れやすいことです。垂れても問題がないように床面・塗布箇所周りに養生をしておきましょう。

スプレーで吹きつける泡タイプ

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泡タイプの製品は、使い勝手の良さが魅力です。スプレー缶の中にシリコン系またはパラフィンワックス系の成分とガスが封入されていて、ノズルから噴射すると泡となって出てきます。泡は被覆表面にぴったり付着するので垂れる心配がありません。電線管の詰まりそうな箇所では泡が勝手に広がるため、吹きつけた後で広げる手間がない点も人気の理由です。

粘度の高いクリームタイプ

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クリームタイプは主に水溶性ポリマーが使われていて、泡タイプと似た性質を持っています。ケーブル被覆にしっかりと付いて垂れることがなく、伸ばさなくてもそのまま入線できます。とくに垂直方向の入線では液が垂れにくいのでおすすめです。

容器形状から選ぶ

容器形状はスプレー缶・オイラー容器・ボトル・大型タンクの4種類が見られます。入線液の性能には関わらないものの、塗布範囲・塗りやすさが変わってくる要素です。

一度に塗ることができるスプレー缶

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泡タイプ・液状タイプの入線液が封入されている容器です。使用時には極細ノズルで噴射するため、素早く塗ることが可能です。泡タイプならケーブル被覆にこぼさず載せやすく、液状タイプであれば噴射範囲が広いので電線管内部に塗っておくのもよいでしょう。

ガスの圧力で噴射する容器なので、とくに粘度の低い液状タイプでは周囲への飛散に注意してください。また、使いきったらガス抜きして捨てなくてはいけないので、ガス抜き部品付きがおすすめです。

塗布量を調整しやすいオイラー容器

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細長いノズルがついたオイラーで、使われる入線液は粘度が低~中程度の液状タイプです。容器を傾けても一度に出てしまうことがなく、握る力によって流量を調整できます。中身が無くなったらノズルを外して詰め替えできるのも便利な点です。

作業量が多いケースに向いているボトル

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液状タイプやクリームタイプの製品に使われている容器です。オイラー容器と比べると口が大きく一度に量を出しやすいので、入線するケーブルが長いときに向いています。フタ締めがゆるいと液こぼれが発生するので持ち運びには注意してください。

詰め替えのための大型タンク

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大型タンクは液状タイプの入線液が入っていて、オイラー容器・ボトルへの詰め替え用として販売されています。内容量が多いためコストパフォーマンスは良くなりますが、容器を傾けて塗っていくとこぼれやすいので注意してください。選ぶ際には詰め替え用ノズルがついたものを選ぶとよいでしょう。

なお、詰め替えでは小分けする容器をよく洗って乾かすか、同じ製品を選ぶようにしてください。粘度・水分比率・添加成分が異なると思わぬ作用をもたらすことがあります。また、パラフィンワックスとシリコンが混ざると白く濁るケースがあるので注意が必要です。

機能から選ぶ

入線液の機能では、スプレー缶のフレキノズル、ボトル・オイラー容器に多い色付きの液、電線管の保護が挙げられます。

引き込み口が複雑な場所で便利なフレキノズル

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スプレー容器で配管内にも入線液を吹きつけたいのに、引き込み口周りが狭くてノズルを差し込めない、という経験はありませんか。ノズルが柔らかく曲がるフレキノズルなら、狭い引き込み口にもノズル先が入り、内部まで潤滑剤を行き渡らせることができます。スプレー容器の製品なら付いていて損がない機能です。

塗布箇所が可視化される色付き

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色付きの入線液は塗った箇所が分かりやすいため、重ね塗りや塗り落としなどの失敗を防げます。ケーブル被覆は黒・乳白色が多いため、ピンクなど目立つ色だとなお良いでしょう。また、スプレー缶ではムース状の泡によって見えやすくしている製品もあります。

電線管を守る保護機能

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入線作業ではケーブルが電線管内部にたびたび触れるため、入線液は電線管を摩擦から保護する機能を持ち合わせています。中でも油分を含むパラフィンワックス系や、オイルの特性を持つシリコン系を成分としている製品は保護機能が強くなっています。

金属電線管に使うなら、入線液の水分で錆を招かないように防錆効果が見込める製品を選んでください。逆に樹脂材でできた電線管の場合は化学的変化をもたらさない無害潤滑剤が適しています。

入線液のおすすめ人気ランキング9選

入線液のおすすめ商品を9個ピックアップしました。内容量は420~700mlまでで、どの製品も届いたその日から使えます。

1位 デンサン 入線潤滑剤 アワコンスリック 420ml AC-4200

詳細情報
内容量:内容量
成分:成分
塗布性能:塗布性能
容器形状:容器形状
機能:機能

使いやすさと捨てる手間を考えた製品

電設資材を広く取り扱っているジェフコムのスプレー缶入線液です。ノズルは短いものの飛散しにくい泡タイプなので、狙った所へと吹きつけることができます。白い泡は塗った箇所が分かりやすく無駄塗りがありません。中身がなくなったら捨てやすいようにガス抜きキャップが付属しています。

2位 デンサン 入線潤滑剤 デンサンウェット 0.5L ND-55S

詳細情報
内容量:500ml
成分:パラフィンワックス系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:ボトル
機能:色付き

高粘度のため下方向への入線に適している

乳白色のパラフィンワックス系で、ハチミツのような粘度を持っています。上向きよりも下向きへの入線作業の方が使いやすいでしょう。乾燥すると柔らかいロウに近い感触となりますが、潤滑性は残ります。

3位 デンサン 入線潤滑剤 シリコンウェット (ハイブリッド) 0.5L NDS-50

詳細情報
内容量:500ml
成分:シリコン系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:オイラー容器
機能:色付き・電線管の保護

潤滑作用に特化した製品

シリコン系を主成分としており、塗布した面に滑らかな潤滑性を与えます。経年での変化が少なく、油を含まないので電線管内部に変質を及ぼしません。

4位 デンサン 入線潤滑剤 ブラックジェット 420ml BJ-420

詳細情報
内容量:420ml
成分:シリコン系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:スプレー缶
機能:フレキノズル

入り組んだ場所にも吹きつけられるフレキノズル付き

液状タイプの製品で、噴射力の強さとフレキノズルが特徴です。ケーブル被覆への塗布はもちろん、上下についた引き込み口にまでノズルを差しこんで液を吹きつけられます。速乾性ですが、塗った箇所の潤滑性は残るので安心して使えるでしょう。

5位 3M ケーブル通線用潤滑剤 Jタイプ(クリーム状) 0.7リットル J-07

詳細情報
内容量:700ml
成分:水溶性ポリマー系
塗布性能:クリームタイプ
容器形状::ボトル
機能:色付き

手や衣服についても洗い流せる

アメリカに本社を置く世界的な化学メーカー、3Mの潤滑剤です。通線用潤滑剤には全て水溶性ポリマーを使用しているとのことで、この製品は乳白色のクリームを塗れるようになっています。しっかり塗布するなら手袋や布で伸ばす必要はありますが、水溶性なので簡単に洗えるのが嬉しい点です。

6位 3M ケーブル通線用潤滑剤 Sタイプ 0.5リットル S-050

詳細情報
内容量:500ml
成分:水溶性ポリマー系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:ボトル(スプレーノズル)
機能:

個人宅の配線作業に使いやすいスプレーボトル

スプレーノズルを採用したボトル容器で、シュッと一吹きするだけで簡単に塗れます。スプレータイプは飛散しやすいのが難点ですが、水溶性ポリマーを使用しているので拭き取りに手間取りません。乾燥すると残る膜にも潤滑性があるとのことです。

7位 マーベル ケーブルスライダー C-3005

詳細情報
内容量:500ml
成分:界面活性剤系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:オイラー容器
機能:電線管の保護

界面活性剤が主成分の製品

工具類を中心に商品展開しているマーベルの液状タイプ入線液です。珍しい界面活性剤系の主成分を使用していて、水・酸素からケーブル被覆・電線管内部を守る効果が期待できます。

8位 マーベル ケーブルスライダー スプレータイプ C-3004

詳細情報
内容量:500ml
成分:シリコン系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:スプレー缶
機能:電線管の保護

噴射力の強い液状スプレー

こちらもマーベルの製品で、シリコン系の液状タイプです。ノズルはスプレー缶に一体となっていて上げ下げするだけなので、無くす心配がありません。飛散しやすいので新聞紙や布を広げた上で作業するとよいでしょう。

9位 イチネン TASCO TA850KW-11 入線用潤滑剤

詳細情報
内容量:500ml
成分:シリコン系
塗布性能:液状タイプ
容器形状:ボトル
機能:電線管の保護・色付き

シリコン系で安全性が高い

シンプルなラベルの無害潤滑剤です。ケーブル被覆に変質を生じないことはもちろん、正しい使用であれば人体にも害がなく、不燃性のシリコンを使用しています。塗布後の伸びがよいので、少量でも広い範囲を塗れるでしょう。

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まとめ

入線液は電線を保護している被覆と電線管に触れているものですから、入線・通線専用の潤滑剤を選びましょう。おすすめの選び方は成分・塗布性能から使いやすいものを決めることです。容器形状はスプレー缶が使いやすいですが、周囲への飛散を避けたいなら他容器の方がよいでしょう。

なお、手などに付着した場合はなるべく早く洗うようにしてください。とくにシリコン系は水洗いでは落ちにくいので、洗剤を使って落としましょう。

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