直流安定化電源のおすすめ人気ランキング10選【安定した電源供給に】

eny編集部

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あなたの「欲しい」を一緒に探し、最適なものをご提案して背中を押すことができたら…。そんな気持ちで心を込めて記事を公開しています。

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回路への通電確認・負荷テスト・計測器のテストなどで一定の電圧・電流が必要な場面で活躍する直流安定化電源。アルインコ・A&D・キーサイト・TDKラムダなどのメーカーから販売されており、家電量販店やアマゾンなどのECサイトから購入することができます。

こちらの記事では、直流安定化電源(AC-DC電源)を購入する時の商品の選び方のポイントを「回路方式・レンジ方式」の観点で説明したうえで、今売れている商品の調査結果を元にオススメ商品をランキング形式で紹介します。

似たような見た目の商品が多いですが、どれでも同じという事はなく、その仕様の違いから使えるシーンが限られてきます。仕事で使う人を始め、趣味で工作やロボット制作を行っている人にとっては無くてはならない直流安定化電源。買ったものの使えなかったということがないように、商品選びのポイントを知っておきましょう!

直流安定化電源の用途

出典:amazon.co.jp

直流安定化電源は、交流を直流の電気に変換して電圧・電流を一定にした状態で出力することのできる装置です。自動車や電子機器の生産現場での製品の動作確認に使われています。電子機器は動くために必要な電力や耐えられる負荷が決まっていますので、それが正しいことを確認するために設計通りの電気を流してみるわけです。

企業の生産部門だけに限らず、趣味でロボットなどのハードウェアの工作をする人やアマチュア無線機を使用する人にとっても馴染みのあるものですね。代替品となり得る身近なものとしては乾電池がありますが、乾電池は使い続けて消耗すると電圧が下がるので、自分が今どれくらいの電圧をかけているのか分からなくなり、動作確認が難しくなってしまいます。

直流安定化電源の選び方

ここからは、主題である直流安定化電源の選び方のポイントを説明していきます。商品を見ると値段やサイズ・重量に目が行ってしまうかもしれませんが、直流安定化電源で一番大切なのは「目的の電圧・電流を出力できる」ことです。

回路方式で選ぶ

直流安定化電源の回路方式には大きく分けて「スイッチング方式」と「ドロッパ方式」があります。簡単に言うと電気を変換する方法がデジタルなのかアナログなのかの違いですが、これにより商品の大きさやノイズの有無に違いが表れてきます。

コンパクトで軽いスイッチング方式

出典:amazon.co.jp

スイッチング方式はドロッパ方式と比較すると、回路は複雑ですが電気を変圧するトランス(変圧器)を小さくできるため、商品のサイズが小さく・軽いことが特徴に挙げられます。また、電気の利用効率がドロッパ方式より良く、発熱も少ないです。

スイッチング方式では、整流した交流を高速でスイッチング(ON/OFF)することで高周波の交流に変換します。高周波の交流を変圧する場合には、コイルの銅線の巻数が少ない高周波トランスを使うことができるので、コイルの巻数が減った分トランスが小さくて済みます。

一方で、スイッチングによるデジタルノイズが出力する電気に含まれるという特徴もあります。計測器などのアナログ感度の高い製品の場合はノイズの影響を受けてきちんと動作確認が行えない可能性があります。その場合は、次に説明するドロッパ方式で解決できるかもしれません。

電力供給が安定しているドロッパ方式

出典:amazon.co.jp

ドロッパ方式はスイッチング方式と比較すると、回路は簡単ですが、トランスが大きく放熱器も必要となるため、商品のサイズが大きく重いことが特徴です。また、電気の利用効率はスイッチング方式よりも悪く、発熱もあります。

ドロッパ方式では、交流を低周波(50Hz/60Hz)のまま変圧するので、コイルの銅線の巻数を多く必要としトランスが大きくなります。スイッチングは行わない為、出力する電気にノイズが含まれる可能性はスイッチング方式よりも低いです。なので、ノイズの影響を極力受けたくない場合にドロッパ方式が選ばれます。

レンジに合わせて選ぶ

レンジとは、電圧・電力の出力可能な範囲のことです。商品によってレンジは決まっており、レンジ以上の出力はできませんので、必要な電圧・電流の範囲内かどうかは必ず確認しましょう。

レンジを見るうえで確認したいのが、シングルレンジなのか、ワイドレンジなのか、ということです。ワイドレンジはメーカーによってズーム・オートレンジ・ターボなどと呼び方が違うこともありますが、内容的には同じです。

比較的安価なシングルレンジ方式

出典:amazon.co.jp

シングルレンジ方式の場合は出力範囲が「8V・5A」のように表記されています。この例の場合、最大8Vの電圧と最大5Aの電気を出力できるという事になります。

電子機器の動作確認において、モーターへの負荷が変化したり、電池が消耗してきたりした時のように電圧・電流が変化していった場合を想定した試験を行う時に、想定が出力範囲外になる場合があります。その場合は、電圧・電流の不足している方に合わせてもう1台シングルレンジを用意するか、次に説明するワイドレンジ方式のものを用意しましょう。

出力の幅が広いワイドレンジ方式

出典:amazon.co.jp

ワイドレンジ方式の場合は出力範囲が「12V・30A・360W」のように定格電力も加えて表記されています。この例の場合、360Wを超えない範囲で最大12V・最大30Aの電気を出力できるという事になります。

シングルレンジの「12V・30A」があれば良いと考えると思いますが、レンジが広くなるほど大型・高価になり手を出しにくくなります。一方で、あくまで例ですが、シングルレンジで「12V・5A」の物と同程度のサイズ・価格でワイドレンジの「12V・30A・360W」を購入できる場合があります。

見やすいデジタル表示のものを選ぶ

出典:amazon.co.jp

直流安定化電源には設定している電圧・電流の値を表示する部分があります。最近の商品はデジタル表示が多いですが、中には針で値を示すタイプの商品もあります。見やすさとしてはデジタル表示の方が上かと思いますので、似た仕様の商品でデジタル表示と針の両方があればデジタル表示の方をオススメします。

直流安定化電源のおすすめ人気ランキング10選

ここからは、今売れている直流安定化電源を調査した結果を元にオススメの商品を10個紹介します。これまでに説明した選び方に加えて「目的の電圧・電流を出力できる」かどうかを踏まえて見てみてください。

第1位 GOODGOODS 直流安定化電源 SPI008

詳細情報
サイズ:50x210x110mm
重量:943g
回路方式:スイッチング
レンジ:12V・30A
表示方式:なし

リーズナブルだけど玄人向け

12V固定で出力する直流安定化電源です。レビューを見ると、本体が発熱しやすく、また付属のコードが本品が許容する電流量に耐えきれないから太めのコードに変えたという声がありました。価格が安いので非常に手に入れやすい反面、電気系統に不慣れな人にはオススメできませんが、詳しい人は問題なく使えるのでオススメです。

第2位 第一電波工業 ダイヤモンド スイッチングモード直流安定化電源 DSP3500

詳細情報
サイズ:210x80x265mm
重量:2900g
回路方式:スイッチング
レンジ:3~15V、連続35A
表示方式:デジタル

小型でファンの音も静かなスイッチング方式

スッキリとした見た目と小型・低価格が評判の良い無線機用の電源です。レビューを見ると、スイッチング方式でありながらノイズは気にならないという声が多いです。大型のものは置く場所に困るという人にオススメです。

第3位 第一電波工業 ダイヤモンド リニアシリーズ型直流安定化電源 GSV3000

詳細情報
サイズ:250x150x240mm
重量:9000g
回路方式:ドロッパ
レンジ:1~15V、連続30A・断続34A
表示方式:針

ノイズが乗らず、連続使用にも耐える安定感

ドロッパ方式ゆえに大型で重いですが、ノイズが少なく安定して電気を供給する無線機用の電源です。メーター表示は電圧と電流で2つありますが照明がなく場合によっては見づらくなりますが、自分でLEDをバックライトとして取り付けるという方法で解決してる人が多いようです。

第4位 wanptek KPS350D

詳細情報
サイズ:81x165x220mm
重量:1900g
回路方式:スイッチング
レンジ:30V、5A
表示方式:デジタル

コスパ重視!可変式でテスターとしても使える

電圧・電流ともに設定できるので、電子機器の動作確認にも使える商品です。電量が設定以上流れないように保護する機能が付いているのも安心な点です。動作確認用やアンプなどの電源としても十分に使用でき、そのうえ非常にお買い求めやすい価格なので、電子工作が趣味の人にオススメです。

第5位 第一電波工業 ダイヤモンド リニアシリーズ型直流安定化電源 GSS500

詳細情報
サイズ:160x92x165mm
重量:3000g
回路方式:ドロッパ
レンジ:13.8V、連続5A・断続6A
表示方式:針

海外ラジオ局の受信に最適

ノイズ発生が少なく、BCLなどの遠距離通信なども安定して受信できる無線機用の電源です。遠距離通信を受信する無線機は感度が高いためノイズの影響を受けやすいですが、スイッチングノイズの無いドロッパ方式の回路の利点が活きている商品です。

第6位 第一電波工業 ダイヤモンド スイッチングモード直流安定化電源 GZV4000

詳細情報
サイズ:210x110x300mm
重量:3500g
回路方式:スイッチング
レンジ:5~15V、連続40A
表示方式:針

無線機を2・3台は接続できる大容量

無線機用電源トップメーカーの第一電波工業の商品です。前面の出力端子は6Aの小電流用で、背面に連続40Aの出力端子が付いています。メーター表示は1つで切り替えて使う形になります。モニターの照明が無く見づらかったり、ファンがややうるさく感じる人もいるようですが、全体的には価格の割に性能面・サイズ感が程よくまとまっています。

第7位 ALINKO 直流安定化電源 DM-330MV

詳細情報
サイズ:175x165x67mm
重量:2000g
回路方式:スイッチング
レンジ:5~15V、連続30A、断続32A
表示方式:針

断続32Aの大電流を流せる

無線機用の電源として定評のあるアルインコの商品です。無線機に使う人は32Aの大電流を流す機会はないかもしれませんが、スイッチング方式でありながら、どのハムバンドでもノイズレスな使用感となっています。2kgと電源としては軽い部類なので、昔の古く重い電源が嫌になった人が乗り換えるのにオススメです。

第8位 第一電波工業 ダイヤモンド スイッチングモード直流安定化電源 DSP2000

詳細情報
サイズ:210x80x185mm
重量:2020g
回路方式:スイッチング
レンジ:3~15V、連続20A
表示方式:デジタル

小型・静音で旅先にも持って行ける

スイッチング方式でありながらノイズが気にならないと評判の商品です。スイッチング方式を活かした小型のボディが持ち運びに便利で、旅先でラジオや無線機を使う人にオススメです。レビューを見ると、HFローバンドではノイズが入るそうです。

第9位 ALINCO 直流安定化電源 DM-320MV

詳細情報
サイズ:171x125x215mm
重量:6300g
回路方式:ドロッパ
レンジ:1~15V、連続14A・断続17A
表示方式:針

無線機・アンプに使えてノイズが少ない

無線機用電源という商品ですが、レビューを見るとカーオディオ・アンプやパソコンにも使用できているという声がありました。大きな負荷が掛かると電圧が下がるという動作が見られるようなのでパソコン用としてはあまり適さないかもしれませんが、ノイズが少なく無線機用電源としては評判の良い商品です。

第10位 TEXIO 直流安定化電源 PSW-360L80

詳細情報
サイズ:71x350x124mm
重量:9000g
回路方式:スイッチング
レンジ:80V、13.5A、360W
表示方式:デジタル

LAN・USBポートを標準装備!ラック組込みにも対応

80V・13.5Aと幅広いレンジの電気を出力可能な商品です。LAN・USBポートが初めから付いていて、オプションでGPIBも付けられます。並列・直列接続も可能でラックの組込にも対応しているのでシステム用電源としても利用可能です。幅広い状況に対応できる商品と言えます。

まとめ

直流安定化電源は、電子機器の生産現場では欠かせない製品です。場合によっては複数必要な場合もありますが、決して安い買い物ではないと思いますので、アフターケアや活用できるシーンを増やして長く使っていける商品を見つかりますと幸いです。

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